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Joel Plunkett

  • Fri, Apr 03 - Tue, Apr 28 2015
    Closed on weekends
  • 10:00 – 19:00
  • Free entrance

オーストラリア出身のジョエル・プランケット氏による個展。
今回の作品のテーマは「残像」。日々の経験等によって様々な形で心の目に残る、残像の痕跡をありのままにメタファーしたものである。

現在、現実、そして自己アイデンティティを、多くの人は客観的事実として捉えている。しかし、それらは私たち一人ひとりの意識が形成する極めて主観的なものと言える。個人の経験や認識が作り出すその性質上、こうした概念は一つではなく、また絶えず変化もしている。したがって、現在とは何か、私たちは何者か、今何をしているのかということを明確な輪郭で描き捉えることは極めて困難となる。

見ること、言うこと、行うこと、経験すること、様々な形で私たちがする全てのことは、消えることのない、移ろいゆく残像を心の眼に残す。現在と認識されている時間の中にある最初の姿と、私たちの心の中に残るその姿の痕跡との間にある狭間(ギャップ)にこそ、現実の本質を見つけることができるのではないだろうか。これらの残像は、移ろいやすいが、同時に、今の私たちの存在と本質的に繋がっている現在という瞬間瞬間で、私たちが見たり、経験したり、行ったりするそのやり方を規定する。

今回の作品は、こうした世界を探索しつつ、私たちの認識、すなわち私たちの現実を定義、再定義するこうした残像の痕跡をありのままにメタファーしたものである。

www.joelplunkettart.com